

親は子どもとともに、親として成長していきます。
親は子育ての中で何度も失敗をするものです。
時に感情的に怒りすぎたり、良かれと思ってダメだと言い過ぎてしまったり。
自分が育てられたのと同じように子育てをしていくこともあるでしょう。
子どもは、天性の柔らかさをもって、親の感情も失敗も受け止めてくれます。
親はその子どもの柔らかさに甘えてしまいます。
そして、子どもに助けられていることに気づいたときに私たちは愕然とします。
私もそうでした。子どもにどれだけ助けられたのだろうかと。
将来、大人になる子ども。
幼少期は心のベースとなる大切な時期です。
大人になったときには忘れている幼児期。
言葉はまだあまり上手には話せない幼児期。
愛情を体いっぱいに感じる幼児期。
自分を勇気づける心を身に付ける幼児期。
自分の力を奪う思考を身に付けてしまう幼児期。
好奇心と創造力の源となる幼児期。
私たちは初めて親になったとき、自分の親の真似をしながら親をします。
そして、大切な幼児期が過ぎたときに、しまった!と後悔してしまうのです。
負の連鎖を繋いでしまったことに。
ですが、安心してください。
ミルトン・エリクソンはこういいます。
「完璧は人間の属性ではない」
そして、神経発達の観点から心について考察したポリ・ヴェーガル理論においても
幼少期のコミュニケーションが完璧である必要はないと考えられています。
ですから諦めずに親も学び、改善していきたいのです。
あなたのお子さんが将来
好奇心と探求心を深め自分の学びを深め
創造力を発揮し人に貢献する価値を創り出し
社会的なコミュニケーションをもって豊かなつながりをつくっていく。
その源泉となるのは幼児期における親とのコミュニケーションです。
ここでは、子育て中のあなたに
役に立つ情報を提供していきます。